講師紹介

杵屋喜鶴三味線アカデミー会長
東京藝術大学音楽学部　長唄三味線専攻
長唄五世家元杵屋喜多六（重要無形文化財）の長女として生まれ、父及び人間国宝杵屋勝国師に師事する。
東京藝術大学卒業後、伝統芸能継承に務める傍ら新たな長唄の可能性を模索した創作活動にも従事する。
古典の長唄の指導及び演奏や、解りやすい解説付きの長唄を得意とする。トークライブぺんぺん楽団による「ぺんぺん寄席」と楽曲の解説を中心とした「寺子屋」等を主催。
ぺんぺん楽団の「ぺんぺん寄席」は、各地を回って日本の伝統芸能である色々な種類の三味線や、鳴物、琵琶、日本舞踊、三線、尺八、笛等を説明しながら実演する。
地歌舞伎の下座も勤める。
三味線音楽（長唄も含む）の普及に尽力し、若手の養成にも力を入れ、毎年文化庁の親子三味線教室を開催している。
HCカルチャーセンターを開校し杵屋喜鶴三味線アカデミーを創設。
長唄の演奏会はもとより、日本舞踊の演奏も数多く手掛ける。
2020年名古屋市芸術祭チャレンジ賞受賞。
近年は、メディアの発展とともに、舞台公演などだけでは三味線音楽の周知につながらないので、YouTubeなどでの無料配信も積極的に行っている。

東京藝術大学音楽学部　長唄三味線専攻
長唄五世家元杵屋喜多六
四世今藤長十郎師に師事、東京藝術大学卒、名古屋市芸術奨励賞等　受賞　昭和四十九年に喜多六を襲名　名古屋邦楽協会常任理事

東京藝術大学音楽学部　長唄三味線専攻
平成5年5月1日生。
長唄五世家元杵屋喜多六の孫で、喜鶴の長女。
東京芸術大学音楽学部長唄三味線専攻。地方（日本舞踊の音楽隊）も勤めるが、自身も日本舞踊に勤しむ。
地歌舞伎、長唄青陽会、色々なリサイタルに賛助出演。

東京藝術大学音楽学部 長唄専攻卒
平成3年に大和楽二代目家元大和久満師に師事
東京にて大和楽地方として活躍
現在は三代目大和櫻笙師の元で引き続き地方として活躍
大和楽と長唄の両方を交えて東京、名古屋、奈良などで教室を開き若手の育成を手がけている。
杵屋喜多六の次女として生まれる。
父、姉の後を追い東京藝術大学へ入学し活動をしている。